婚約指輪の主役と言えば
やっぱりダイヤモンドですよね。
でも、選び方の基準が
いまいち分からない‥
なんて方も多いのでは?
そこで、この記事では
婚約指輪のダイヤモンドについて
- ダイヤ選びの基準「4C」とは?
- ダイヤ選びは何を優先する?
- ダイヤの品質を見極める機関って?
- 鑑定書には何が書いてある?
といった内容で詳しくご紹介します。
ダイヤモンド選びで失敗しないためにも、
選び方のポイントや鑑定書の見方など
ぜひ参考にして下さいね。
婚約指輪のダイヤモンドの品質!基準となる『4C』とは?
「4C」という言葉は知っていても、
4つの「C」が何を意味するか
まで知らない方も多いのでは?
私がそうでした(^^;)
そこで、ここでは
ダイヤモンドの4Cについて
詳しく解説します。
1.カラット
カラット=大きさ
と思われがちですが、
実は重さの単位で
1カラットは0.2g。
ただ、現在主流の
ラウンドブリリアントカットは、
重量ごとに大きさが同じなので
重さ=大きさとも言えます。
カラット数が大きいほど
ダイヤモンドの直径は大きくなり
価格も比例して上がります。
2.カット
ダイヤモンドの輝きを決める
重要な要素がカット技術です。
評価は5段階にランク分けされ、
0.3カラットならVery Good以上、
0.5カラットならExcellent以上
を選ぶのがおすすめです。
3.カラー
ダイヤモンドのカラーには
D~Zの23段階の
グレードがあります。
無色透明のDの価値が高く
品質も良いとされています。
婚約指輪には、
G以上のカラーグレードが
おすすめです。
4.クラリティ
クラリティ(透明度)とは、
ダイヤモンドの傷や内包物
またはその両方に対する評価です。
おすすめは、顕微鏡で見た際に
濁りが目立たないVS2以上です。
婚約指輪のダイヤモンド!4Cで優先するのはカラットなの?
4C全てが優れたダイヤモンド
があれば良いですが、
天然素材のためそうはいかないのが
難しいところ。
もちろん、予算もありますしね(^^;)
そんな時には、
見た目に分かりやすい
カラット、カットを優先
するのがおすすめです。
婚約指輪のダイヤモンドの大きさ!平均どれくらいなの?
婚約指輪には、
0.3ct前後が人気です。
実際、
0.2~0.5カラットの婚約指輪
を選んだ人は半数以上にのぼります。
0.3カラット前後のダイヤは、
指にはめた時のバランスが良い事や
様々なデザインを選ぶことができる
のも魅力のひとつです。
ダイヤモンドの品質を見極める発行機関とは?
ダイヤモンドの価値を
裏付ける鑑定書。
その鑑定書を作成・発行する
機関に注目しました。
1.GIA(Gemological Institute of America)
GIA(米国宝石学会)は、
最も権威あるダイヤモンド鑑定機関
として知られています。
ダイヤモンドの評価基準
4Cの考案機関でもあり、
そのグレーディングレポートは
世界中の人々に信頼されています。
2012年にはGIA Tokyo合同会社
が設立されました。
2.HRD(Hoge Raad voor Diamont)
ベルギーにある
4つのダイヤモンド取引所を
総括する公益法人HRD。
その鑑定は、
公平かつ正確である事から
GIAと並んで世界的権威ある
鑑定機関と言われています。
HRDの鑑定書には、
カットのグレードが明記
されています。
3.EGL(European Gemological Laboratory)
ニューヨーク、ロサンゼルス、
バンクーバー、トロントに
研究機関を置くEGL。
カラーダイヤの鑑別の研究が
最も進んでいる機関と言われています。
4.中央宝石研究所
ダイヤモンド・宝石鑑定の
エキスパートであり
日本を代表する鑑定機関です。
最新の機材・技術で
宝石研究に取り組み
教育プログラムも充実する
業界の第一人者でもあります。
婚約指輪のダイヤの品質を証明!鑑定書には何が書いているの?
1:カット・形状
ダイヤモンドの形状および
カットの形状を記載しています。
2:寸法
ダイヤモンドの最小値と最大値、
深さを記載しています。
3:カラット重量
ダイヤモンドの重さを
記載しています。
カラット数が上がると
サイズも大きくなるので、
最も分かりやすい評価項目
と言えるでしょう。
4:カラー
無色透明のDから
黄色を表すZまで
分類評価されます。
5:クラリティ
表面の傷や内包物の有無を
11段階で評価した項目です。
6:カットの等級
プロポーション(形)と
フィニッシュ(仕上げ)を
基準に評価されます。
最高評価のExcellentから
Poorまで5段階で評価します。
7:研磨状態
表面の研磨状態を
評価する項目です。
カット同様、Excellentから
Poorまで5段階で評価します。
8:対称性
対称性が高いほど美しく輝く
ダイヤモンド。
研磨された面の位置や
バランス状態を
5段階で評価します。
9:蛍光性
ダイヤモンドは、
紫外線が当たると蛍光を発します。
蛍光性は、その色味や強さを
記載した項目です。
ただし、品質とは関係なく、
鑑定に影響を与えることは
ほとんどないようです。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、婚約指輪のダイヤモンドについて
- 「4C」は
カラット(重さ)
カラー
カット
クラリティ(透明度)で評価される - 優先するならカラット・カットをおすすめ
- GIAを始め海外・国内に様々な鑑定機関がある
- 鑑定書にはダイヤモンドの4Cに対する評価が記載されている
といった内容で詳しくご紹介しました。
なお、ダイヤモンドの品質に注目した
婚約指輪の人気ランキングはこちら。
ダイヤモンドの良し悪しが
分かれば、婚約指輪選びは
ぐっとスムーズに進みそうですよね。
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